神戸と大阪と、横浜と東京と
なんだかエッセイ集の小見出しタイトルみたいですが、
まあ中身も似たようなものなので良いでしょう。
一応関西人と名乗れるだけの経歴を持つ私ですが、
神戸ではまだ新参者です。
生粋の神戸っ子からすれば色々と思うことがあるのでしょうが、
神戸と大阪は、口では色々と悪く言うものの、
実際はそこそこ仲が良い腐れ縁のような関係ではないでしょうか。
この辺りの市町村はそもそも、お互いに独立した帰属意識を持っており、
神戸から出ることなど滅多にない私でも、
姫路、加古川、明石、神戸、芦屋、西宮、尼崎という街のことを知っています。
そういう意味では、神戸からすると、その延長線上に大阪があるだけで、
別の県であるとか、経済圏が違うとかはあまり関係ないのかもしれません。
では関東の都市は、東京をどう思ってるのでしょうか。
残念ながら、私は関東に疎いので想像することも難しいのですが、
横浜という街を調べてみたところ、神戸と似ている特徴を見つけました。
(神戸と横浜の比較は色々と厄介なので置いておきます)
それはズバリ、距離です。
例えば、神戸の中心地である三ノ宮駅から、大阪の中心地である大阪駅まで、
下道をトコトコと車で移動するとします。
Googleマップによると、その距離は31.7kmだそうです。
次に、横浜の(たぶん)中心地である横浜駅から、
東京の(たぶん)中心地である東京駅まで同じように移動するとします。
これもGoogleマップによると、その距離は30.2kmだそうです。
ほぼ同じ!
その差なんと1.5kmしかありません。
つまり神戸は横浜だったんだ!!
な、なんだってー!!
勢いに任せて筆を置いて逃げる。